エコスタイルが人気のテイクアウト容器

手軽に買え、いつどこでも気軽に食べられるものが溢れている現代社会では、スーパーやコンビニエンスストアのお弁当からファストフードやカフェ、レストランの持ち帰り品まで、あらゆる場面でテイクアウト容器が使われています。

日頃は食べたり飲んだりすること自体に気を取られ、入れ物に目を向けることはあまりないかもしれませんが、改めて目にすると、デザインだけでなく、形状や素材がこれまでと違うことに気がつくかもしれません。

過剰包装の軽減を掲げているところでは、かさばる箱状のものが素材を変えた包み紙に代えられたり、同じ容器でも見るからに丈夫なプラスチックが潰しやすいタイプに替えられていたりします。

捨てやすいように重ねられたり、リサイクルを奨励するようなロゴが描かれていたりするほか、エコ素材を意識した色にするなど変化が一目で分かるものも少なくありません。

これまでなら消費者へのサービス的な視点から、よりしっかりしたものが好まれていましたが、近年ではエコ意識が広がったことも手伝って、提供する側と買う側の双方が協力するという感覚が強まっているようです。

ゴミを減らし、環境への負担を軽減するということが前提ではありますが、そればかりではなく、せっかくならおしゃれに見せる、使えるというコンセプトがうまく機能している優れものも見かけます。

おしゃれにつられて負担軽減が忘れられては意味がありませんが、これからはさらに需要が高まるアイテムであることは間違いないでしょう。